「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
米当局は、5件の脆弱性が悪用されているとして同国内の行政機関へ対策を求めるとともに注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が現地時間2025年9月29日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ5件の脆弱性を追加したもの。
なかでも3件「CVE-2025-20352」「CVE-2025-59689」「CVE-2025-10035」については、前月後半に判明した脆弱性だった。米国内の行政機関へ指定した期間内に脆弱性への対策を実施するよう求めるとともに、広く悪用される可能性があるとして注意を呼びかけている。
具体的には、「Cisco IOS」および「IOS XE」に判明した「CVE-2025-20352」をリストへ追加。
「SNMPサブシステム」におけるバッファオーバーフローの脆弱性で、現地時間2025年9月24日にCisco Systemsが公開したアドバイザリにおいても悪用が確認されていることを明らかにしていた。
(Security NEXT - 2025/10/02 )
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