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複合機「e-Studioシリーズ」にCSRFの脆弱性 - 修正予定なし

東芝テックのオフィス向け複合機「e-Studioシリーズ」の管理画面に「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、同ソリューションのウェブ管理ツールにクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性「CVE-2014-1990」が含まれるという。ログインした状態で細工されたページにアクセスすると、攻撃者によってパスワードを変更されるおそれがある。

影響の影響を受けるのは、「同232」「同233」「同282」「同283」。ファームウェアのアップデートなどは実施せず、脆弱性の修正は行われないという。東芝テックでは、管理画面へログインした状態で他サイトへアクセスしないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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