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Android向けファイル管理アプリ「AndExplorer」に脆弱性

LYSESOFTが提供しているAndroid向けのファイル管理アプリ「AndExplorer」にディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2014-1974」が含まれていることがわかった。最新版では修正されている。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、ファイル名の処理に問題があり、アプリの権限でアクセス可能なディレクトリにおいて、ファイルを作成されたり既存のファイルを上書きされるおそれがある。

影響を受けるのは、「AndExplorer」は4月3日、「同Pro」は4月5日より以前に公開されたバージョン。すでに脆弱性を解消した最新版が公開されている。

今回明らかとなった脆弱性は、さくら情報システムの小池亮平氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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