Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WU経由で「Windows 8.1 Update」を配布開始 - 未適用だと修正パッチが受信不可に

日本マイクロソフトは、「Windows 8」や「同8.1」向けに、「Windows 8.1 Update」の配布を開始した。無料のアップデートで、適用しないとセキュリティ更新プログラムの受信が行えなくなる。

4月3日に先行してMSDNおよびTechNet向けに提供していたが、4月9日より「Windows Update」およびダウンロードセンターより提供を開始したもの。「同RT」向けにも「Windows RT 8.1 Update」が用意されている。

パッケージ版やダウンロード版についても順次対応していく予定で、ボリュームライセンスについても、4月15日よりメディアの提供を開始する。

今回のアップデートでは、マウス操作の改善をはじめ、ユーザーからのフィードバックを取り入れたユーザビリティの向上を実施。セキュリティ更新プログラムとパフォーマンス更新プログラムが含まれる。

「Windows 8.1」に関しては、同アップデートを適用しないと、5月以降に提供されるセキュリティ更新プログラムを適用できなくなるため、注意が必要。利用者にとって、今後同OSを安全に利用するためには、「必須」のアップデートとなっている。

(Security NEXT - 2014/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を