Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

多重感染を引き起こすトロイの木馬が最多 - ESETランキング

キヤノンITソリューションズは、ESETがまとめた国内の2013年10月のマルウェアランキングを公開した。

同レポートによれば、10月は全体の11.2%を占めた「Win32/TrojanDownloader.Small.AAB」がもっとも検知数が多かった。感染すると別のマルウェアをダウンロードするトロイの木馬で、多重感染を引き起こす。9月は3.8%で2位だった前月から順位を上げた。

2位は、9月の首位から順位を下げた「SWF/Exploit.Agent.FE」。細工された「Shockwave」のコードを悪用して「Flash Player」の脆弱性を攻撃するマルウェア。9月中旬から増加したが、脆弱性が修正されたこともあり10月から11月にかけて減少傾向にあったという。ただし、検出される割合としては6.4%で、前月とほぼ同水準のため、引き続き注意が必要。

3位はバックドアの機能を備えたトロイの木馬「Win32/Sirefef.FY」だった。このほか、改ざんサイトに埋め込まれ、ドライブバイダウンロード攻撃を構成する「HTML/Iframe.B.Gen」や、悪意あるURLにブラウザをリダイレクトする「Win32/Kryptik.BMGC」もランキング上位に入っている。

ESETがまとめた10月のマルウェアランキングトップ10は以下のとおり。

1位:Win32/TrojanDownloader.Small.AAB
2位:SWF/Exploit.Agent.FE
3位:Win32/Sirefef.FY
4位:HTML/Iframe.B.Gen
5位:Win32/Kryptik.BMGC
6位:INF/Autorun.Sz
7位:Win32/Kryptik.BMHY
8位:Win32/PSW.Fareit.A
9位:Win32/Sirefef.FA
10位:Win32/TrojanDownloader.Small.AAN

(Security NEXT - 2013/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2020年3Qのインシデント、前四半期比約1.2倍に - 探索行為やサイト改ざんが増加
2020年2Q、67%のマルウェア亜種が定義ファイルを回避
検索リスクの高い有名人、半数がミュージシャン
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
新コロ便乗、2Qに急増 - 不正サイト誘導14.6倍に
クラウドセキュリティ市場、高成長を予測 - IDC Japan
新型コロナ便乗サイバー攻撃、3カ月で40倍
マルウェア遭遇リスク、日本は世界で下から8番目
2020年2Qインシデント、前四半期比1.3倍 - フィッシングなど増加
マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査