Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ALSOK、「話者認識技術」の独自アルゴリズムを開発 - 加齢にも対応

綜合警備保障(ALSOK)は、音声によって本人確認を行う「話者認識技術」の独自アルゴリズムを開発したと発表した。

「話者認識技術」は、声の周波数などから話者を認識するもので、同社によれば、今回開発したあたらしいアルゴリズムでは、従来より少ない音声データから認証することが可能になったという。

またこれまで課題とされてきた年齢層により認識精度にばらつきがでる問題を解決した。さらに直近の「話した声」でデータベースを自動的に更新し、つねに最新の声質を登録。加齢による声質の変化にも対応できるという。

同社では、精度の向上などさらに研究開発を進め、今後2年以内の実用化を目指すとしている。

(Security NEXT - 2013/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇