Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Reader」のアップデートが公開 - 30日以内に適用を

Adobe Systemsは、複数の脆弱性を修正した「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」を公開した。緊急を要するアップデートは含まれておらず、30日以内のアップデートが推奨されている。

今回のアップデートでは、「同XI(11.0.03)」「同X(10.1.7)」および以前のバージョンに存在するあわせて8件の脆弱性を修正した。「Windows」と「Mac OS X」のいずれも影響を受ける。

脆弱性が悪用された場合、システムの制御を奪われる可能性がある。同社では脆弱性を修正した「同XI(11.0.04)」「同X(10.1.8)」を公開。適用優先度は3段階中、2番目に位置する「2」で、30日以内を目安にできるだけ早くアップデートすることを推奨している。

(Security NEXT - 2013/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正