Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「不正B-CASカード」の購入者に示談金要求する詐欺 - 購入者リスト流出か

「不正B-CASカード」の購入者に対し、示談金の要求に見せかけた詐欺が発生している。同カードを発行するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが注意を呼びかけている。

同社によると、有料放送が無料で視聴できる不正カードの購入者宛に、「NPO法人全国放送保護協会」を名乗る団体から「告発通知」とされる書面が届くケースが多発しているという。

到着後10日以内に示談金24万5000円を指定口座に振り込まないと、警察への告発や損害賠償請求の手続きを行うとする内容。不正カードの購入者リストが流出し、悪用されている可能性がある。

正規カードを発行するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズは、無関係の団体が行っているもので、同社が電話や書面でこうした要求を行うことはないとし、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
外部審査員がサポート詐欺被害、PC内に審査情報 - JARI-RB
国際作戦「チャクラV」でサポート詐欺を摘発 - 悪質ドメイン6.6万件閉鎖
教員がサポート詐欺被害、学生情報流出のおそれ - 山形大
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
「自分は絶対に大丈夫!」との思い込みこそ危険 - 無料啓発教材を公開