パスワード再設定用の「秘密の情報」約148万件が流出の可能性 - ヤフー
「Yahoo! JAPAN」のサーバが不正アクセスを受けた問題で、利用者IDだけでなく、パスワードを忘れた際に用いる「秘密の情報」なども流出した可能性が高いことがわかった。
今回問題となっている不正アクセスは、5月16日21時ごろに発生。「Yahoo! JAPAN」で利用されているID約2億件のうち、最大2200万件のIDを抽出したファイルがヤフーのサーバ内に生成された。同社では外部へ送信されたおそれがあるとし、5月17日に事態を公表している。
発表当初、同社はID以外の情報について漏洩を否定していたが、その後の調査で、約2200万件のうち148万6000件については、暗号化されたパスワード、およびパスワードの再設定に用いる「秘密の質問」が流出した可能性が高いことが判明したという。
これら情報を利用して、同社サービスへログインすることはできないが、同社は「秘密の質問」によるパスワードの再設定機能を一時的に停止した。
また対象のIDに対して、5月24日早朝を目途に、「パスワード」および「秘密の質問」のリセットを強制的に実施するとしており、利用者へ再設定を呼びかけている。
同社では、利用しているIDが不正アクセスを受けた約2200万件に含まれるか確認出来るページを用意しているが、現時点で「秘密の質問」が流出したか確認はできない。
(Security NEXT - 2013/05/23 )
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