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NICT、攻撃アラートシステム「DAEDALUS」の一般展示を開始

情報通信研究機構(NICT)は、サイバー攻撃アラートシステム「DAEDALUS(Direct Alert Environment for Darknet And Livenet Unified Security)」の一般展示を開始した。

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「DAEDALUS」の可視化エンジン

「DAEDALUS」は、ダークネットを利用してマルウェア感染やサイバー攻撃を検知し、アラートを送信するシステム。攻撃をリアルタイムに3Dグラフィックとして可視化できるのも特徴のひとつで、SFアニメを彷彿とさせるグラフィックが大きな話題を呼んだ。

現在、民間への技術移転を進めており、今回は研究成果のひとつとして、博物館やイベントスペースに出展。リアルタイムの映像ではないが、過去に発生した攻撃を可視化した映像を閲覧できる。

東日本では、江東区の日本科学未来館の1階インフォメーションロビーにおいて、203インチディスプレイで再生。1時間に1回のペースで約5分間の映像を展示する。

また西日本では、大阪市北区のうめきた・ナレッジキャピタル地下1階の「イベントラボ」の専用端末でムービー化した画像を閲覧できる。9月1日まで展示を予定している。

(Security NEXT - 2013/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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