「McAfee ePO」に複数の脆弱性 - リモートでコードを実行されるおそれ
セキュリティ対策ソリューションを一元管理できる「McAfee ePolicy Orchestrator」に、2件の脆弱性が含まれていることがわかった。McAfeeや脆弱性情報サイト「JVN」では注意を呼びかけている。
同製品に「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2013-0140」や、「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2013-0141」が判明したもの。
悪用された場合、任意のコードを実行されたり、悪意あるファイルをアップロードされるおそれがある。特に「CVE-2013-0140」は、危険性が高い脆弱性としてレーティングされている。
影響を受けるのは、「同4.6.5」「同4.5.6」で以前のバージョンも含まれる。前者に対してはホットフィクスが公開されており、後者に対しては、5月中旬に脆弱性を修正した「同4.5.7」が公開される予定。
いずれの脆弱性も緩和策はなく、攻撃を防ぐためには、全エージェントからのアクセスを制限する必要があるという。
(Security NEXT - 2013/05/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ