Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JSSEC、Androidセキュアコーディングガイドを改訂 - 「WebView」などの解説追加

日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」の最新版を公開した。

同資料は、Androidを搭載したスマートフォン向けアプリを設計したり、開発する際に求められるセキュリティのノウハウを収録したガイド。

脆弱性を作り込まないためのポイントや、Androidに用意されたセキュリティ機能の説明などを開発者の視点からまとめた。サンプルコードも提供し、「Apache License 2」で商用利用も可能となっている。

最新版となる「2013年4月1日版」では、「WebViewクラス」や「HTTPS」接続を利用する際の対策について収録。またログ出力でセキュリティを確保する手法についても記載した。

同ガイドは、前回2012年11月1日版からの5カ月ぶりの改訂となり、2012年6月に初版公開以来、5カ月に1度のペースで積極的に改訂が行われている。公開にともない、同協会では、同ガイドに対する意見を7月31日まで募集している。

(Security NEXT - 2013/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

1Qは「JVN iPedia」に8844件登録 - 「NVD」公開増加が影響
LinuxカーネルのUSBオーディオドライバ脆弱性 - 攻撃の標的に
先週注目された記事(2025年2月2日〜2025年2月8日)
Androidアプリ開発者向けセキュリティガイドに改訂版 - JSSEC
4Qの「JVN iPedia」登録は6894件 - 「NVD」公開遅延で減少
11月は脆弱性22件の悪用に注意を喚起 - 米当局
3Qの「JVN iPedia」登録は8763件 - 前四半期の6倍に
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
7月は脆弱性14件を「悪用が確認された脆弱性カタログ」に追加 - 米当局
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響