NVIDIA製ビデオカードのUNIX版ドライバに脆弱性
NVIDIA製ビデオカードのUNIX版ディスプレイドライバに、root権限を取得される脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報サイトである「JVN」によれば、NVIDIAがUNIX向けに提供しているディスプレイドライバに、バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2013-0131」が含まれていることが判明したもの。
「NoScanoutモード」で「X Window System」を使用する際のカーソル処理に問題があり、リモートでコードが実行されたり、サービス拒否が発生し、root権限を奪取されるおそれがある。
脆弱性を修正した最新版「同304.88」「同310.44」「同313.30」が提供されており、同社やJVNではアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/04/09 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み