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求人サイト「ジョブセンス」でシステム障害 - 企業担当者や求職者の情報流出

アルバイト求人サイト「ジョブセンス」においてシステム障害が発生し、企業担当者や求職者の個人情報が、関係ない利用者から一時閲覧できる状態が発生した。

同サイトを運営するリブセンスによれば、2月27日16時半ごろに利用者の指摘により判明したもの。同社が原因を調べたところ、システム障害により2月23日以降にあわせて約115分間、個人情報が閲覧可能な状態が発生していた。

閲覧できた情報は、同サイトに登録している企業最大444社の担当者459人の氏名と企業名。また障害時に同サイトを利用して求人へ応募した最大1673人の氏名、電話番号、性別、メールアドレス、現在の職業などの情報も流出した可能性がある。不正利用の報告は寄せられていないという。

同社では同日20時前に修正を完了し、安全を確認できたとしてサービスを再開。同社では、対象となる企業については、詳細についてメールや電話で報告する。求職者に対しては同社より連絡は行わず、問い合わせ窓口にて対応する。

(Security NEXT - 2013/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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