Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CRYPTREC、シンポジウムを開催 - 暗号リストを10年ぶりに改定

電子政府推奨暗号の安全性について評価を行っているCRYPTRECでは、3月26日に都内でシンポジウムを開催し、改定した「CRYPTREC暗号リスト」や活動状況について報告を行う。

今回開催する「CRYPTRECシンポジウム2013」では、10年ぶりの改定となる2012年度版の「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト」を説明。さらに委員会やワーキンググループによる報告や関係者によるパネルディスカッションを予定している。

参加費は無料で、定員は300名。同プロジェクトのウェブサイトにて事前申込を受け付けており、定員となり次第締め切る。

CRYPTRECは、総務省と経済産業省が共同で運営する暗号技術検討会と、情報通信研究機構(NICT)および情報処理推進機構(IPA)による暗号方式委員会、暗号実装委員会、暗号運用委員会により構成されているプロジェクト。電子政府が利用する暗号の安全性について評価や監視を行うほか、実装や運用方法についても調査検討を行っている。

(Security NEXT - 2013/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
「Ivanti EPMM」狙う脆弱性連鎖攻撃、米当局がマルウェアを解析
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
警察庁、ランサムウェア「Phobos」「8Base」の復号ツール開発
先週注目された記事(2025年7月6日〜2025年7月12日)
先週注目された記事(2025年6月29日〜2025年7月5日)
先週注目された記事(2025年6月15日〜2025年6月21日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍