栃木県の雨量水位観測システムにサイバー攻撃 - データ改ざんが発生
栃木県の「とちぎリアルタイム雨量水位観測情報システム」がサイバー攻撃を受け、データベースが改ざんされていたことがわかった。
同県では、観測した雨量や河川水位の情報などを、インターネットで確認できるウェブサイト「とちぎリアルタイム雨量水位観測情報システム」を運営しているが、同システムのデータベースサーバが攻撃を受け、雨量や水位などのデータを閲覧できなくなった。
2012年12月25日、同県の職員がサイトのエラー表示を確認。調査を行ったところ外部からの攻撃が確認されたため、1月25日に特定のIPアドレスのアクセスを拒否するとともに、28日にウェブサイトを閉鎖して対策本部を設置した。
今回の攻撃による個人情報漏洩は発生していない。システムの復旧については、3月末を予定しているという。
(Security NEXT - 2013/01/30 )
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