Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、定例パッチで85件の脆弱性を修正 - 多数製品に影響

Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品向けの定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を1月17日に公開した。

今回のアップデートでは、「Oracle Database」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle E-Business Suite」「Oracle Sun Products Suite」「Oracle Virtualization Suite」「Oracle MySQL Server」など8製品グループを対象としたもの。

あわせて85件の脆弱性を修正しており、なかでも「Oracle Database Server」「Oracle Database Mobile」「Oracle Enterprise Manager」など、一部製品グループでは、CVSSが7以上の「危険」される脆弱性に対処している。

同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認