定番ソフト8製品の脆弱性、1年間に528件
主要8ソフトの脆弱性が増加している。2012年は、1年間に登録された脆弱性がはじめて500件を越えた。2007年から2倍以上へ拡大している。
情報処理推進機構(IPA)が、「Internet Explorer」「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」「Adobe Flash」「Java Runtime Environment(JRE)」「Java Development Kit(JDK)」「Firefox」「一太郎」の脆弱性に関し、脆弱性データベース「JVN iPedia」への登録状況を取りまとめたもの。
2011年は463件だったが、2012年は前年比65件増となる528件に拡大。はじめて500件台に突入した。全般的に増加傾向にあり、2007年の219件と比較すると、2.4倍に拡大している。
同機構は、機密情報や個人情報の窃取などを目的としたサイバー攻撃では、特にこうしたソフトウェアの脆弱性が狙われていると指摘。「MyJVNバージョンチェッカ」などツールを用いて最新バージョンを利用しているか確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/01/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
先週注目された記事(2025年7月13日〜2025年7月19日)
先週注目された記事(2025年7月6日〜2025年7月12日)
先週注目された記事(2025年6月29日〜2025年7月5日)
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
先週注目された記事(2025年6月15日〜2025年6月21日)
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)