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JAXA職員の端末がウイルス感染 - 「イプシロンロケット」情報が漏洩したおそれ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員が利用する端末1台がウイルスへ感染し、情報漏洩した可能性があることがわかった。

同機構によれば、11月21日に端末でウイルスを検知。隔離した上で調査を行い、11月28日にウイルス感染により情報が窃取され、外部と通信していたことが判明したという。

今回のウイルス感染により、「イプシロンロケット」や同ロケット開発に関連する「M-Vロケット」「H-IIAロケット」および「H-IIBロケット」の仕様や運用情報が外部へ漏洩した可能性がある。

同機構では、感染原因や漏洩した情報など被害の特定を急いでいる。また今回感染が確認された端末以外におけるウイルス被害の有無についても確認を進める。

同機構は、2011年7月から8月にかけても標的型攻撃を受けており、端末がウイルスに感染。端末内に機微情報は保存されていなかったが、端末内のデータ、端末上で表示した画面情報、同端末からアクセスしたシステムへのログイン情報が外部へ流出したことを公表している。

(Security NEXT - 2012/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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