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ソフォス、クラウド連携を実現したLinux向けマルウェア対策 - 「fanotify」に対応

ソフォスは、マルウェア対策ソフトの最新版「Sophos Anti-Virus for Linux/UNIX」を発表した。

同製品は、LinuxおよびUNIX環境で利用できるマルウェア対策製品。最新版では同社クラウドサービスによりマルウェアを判定する「Sophos Live Anti-Virus」をあらたに搭載し、最新のデータベースをもとにマルウェアを検知できるようになった。

またLinux 2.6.38以降に実装されている「fanotify」に対応。従来は同社が用意した専用モジュールによりリアルタイムスキャンを実現していたが、カーネル自身に実装された同機能を使うことで、より安定したシステムの運用が可能となっている。

年額料金は、サーバ向けに提供する「Sophos Anti-Virus Server License」を5台へ導入する場合、1台あたり5万9535円。エンドポイント環境全体を保護する「Endpoint Protection - Advanced」は、100ユーザーへ導入する場合、1ユーザーあたり5460円。

(Security NEXT - 2012/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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