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EOLの「CentOS」向けに修正パッチなどを提供 - サイバートラスト

サイバートラストは、Linuxディストリビューション「CentOS」向けにサポート終了後も修正パッケージやサポートを提供するサービス「CentOS延長サポートLITE」を2023年9月1日より提供する。

「同8」「同6」ではすでにサポートが終了しており、「同7」についても2024年6月30日に終了を予定しているが、以降は修正パッケージが提供されず、脆弱性の修正が困難となることを受け、同社が独自に修正パッケージと日本語によるテクニカルサポートを提供するもの。

従来より提供している「Linux延長サポート for CentOS」では、1システムごとに修正パッケージを提供していたが、今回メニューに追加した「CentOS延長サポートLITE」では1台から導入できる。

修正パッケージは専用リポジトリから「yum」「dnf」といったコマンドにより入手、適用することが可能。「同6」に対しては2024年12月末、「同8」は2026年1月末、「同7」については2027年1月末まで提供する。価格は1台あたり120000円/年(税別)。

(Security NEXT - 2023/08/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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