「Sophos Antivirus」にメモリ破壊やXSSなど複数の脆弱性
「Sophos Antivirus」のWindows版に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関ではパッチの適用を呼びかけている。
脆弱性情報サイト「JVN」によれば、「Sophos Antivirus 9.5 for Windows」には、「整数オーバーフロー」や「バッファオーバーフロー」「クロスサイトスクリプティング」「権限昇格」といった脆弱性や、セキュリティ機能である「ASLRの回避」「Internet Explorer保護モードの無効化」の回避など複数の問題が存在しているという。
これら脆弱性が悪用された場合、権限の昇格やDoS攻撃、任意のコード実行などが行われる可能性がある。同社ではすでにパッチを提供しており、速やかに適用するよう求めている。
(Security NEXT - 2012/11/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因
「Chrome 138」を公開 - 11件のセキュリティ修正
「WinRAR」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - 修正版を公開
サーバ管理ツール「Convoy」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース