Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PayPalアドオン利用するosCommerceに脆弱性 - 不正決済のおそれ

「osCommerce Online Merchant」で「PayPal Website Payments Standard」アドオンを使用している場合に、決済へ影響を及ぼす脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性が存在するのは、「osCommerce Online Merchant v2.3.4」および「PayPal Website Payments Standard v1.1」で、以前のバージョンも含まれる。決済情報の検証に不備があり、悪用されると不正な情報をもとに商品を購入される可能性がある。

脆弱性を修正する手段は提供されておらず、セキュリティ機関では、緩和策をアナウンスし、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25