日本HP、企業向けセキュリティソリューションの最新版2製品を発表
日本ヒューレット・パッカードは、不正侵入防御アプライアンス製品およびセキュリティ統合管理ソフトウェアの最新版を発表した。
「HP TippingPoint NX Platform Next Generation IPS」は、サーバやクライアントPC、ネットワークを保護する不正侵入防御アプライアンス製品。仮想セキュリティパッチ機能や、1日600万件の攻撃分析情報を提供する「ReputationDB」により、外部からの攻撃を防御する。
今回発表した新モデルでは、処理能力を向上させたほか、モジューラ型のネットワークポートを採用し、10Gbpsだけでなく40GbpsのEthernetへ対応可能。ネットワークポート数を最大16ポートまで拡張できる。
「HP ArcSight ESM 6.0c」は、システムやネットワークから発生するログを取得、分析することで、脅威の予兆を監視し対策を行うセキュリティ統合管理ソフト。
最新版では、分析処理の高速化やパフォーマンスの向上を実現。また、収集したログの圧縮格納により、必要領域を従来の20分の1に抑えることが可能になった。
価格は、「HP TippingPoint NX Platform Next Generation IPS」の「HP S7100 NX IPS」が3150万円、「HP S5200 NX IPS」が2268万円。「HP ArcSight ESM 6.0c」は未定となっている。
(Security NEXT - 2012/09/13 )
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