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ヤマハ、SMB向けUTMを発売 - 遠隔サポートで設定変更やログ確認なども対応

ヤマハは、中小規模向けUTMアプライアンス「UTX100」「UTX200」を3月に発売する。遠隔でアップデートや設定の変更、ログの確認なども対応する専用サポートもあわせて提供する。

同製品は、Check Point Software Technologiesと協業のもと、開発したUTMアプライアンス。ファイアウォールや不正侵入防止(IPS)、マルウェア対策、スパム対策、アプリケーション制御、URLフィルタリングなどの機能を提供する。

同社製ルータの配下に設置し、ルータよりネットワークとセキュリティを一元管理できるブリッジモードで利用することが可能。同社ルータとVPNによる相互接続が可能なルータモードでも利用可能で、Check Point製のVPNクライアントによるアクセスにも対応している。

あわせて専用窓口「UTXサポートサービス」によるサポートも提供。電話や問い合わせフォームより、遠隔操作によるログの確認や設定変更などに対応する。さらにセキュリティ診断レポートの定期配信や指定したタイミングによるファームウェアの更新なども提供。機器に障害が発生した場合は、故障診断を実施し、代替機器の事前送付などが可能となっている。

価格はオープン。初年度は「UTXサポートサービス」を含む「セキュリティーライセンス」が付属。次年度以降は別途ライセンスを購入する必要がある。 同社は今後1年間に5000台の販売を目標として同シリーズを展開していく。

(Security NEXT - 2021/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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