「三井住友銀行」を装うフィッシング攻撃が発生 - サイト停止するも今後注意を
「三井住友銀行」のオンラインバンキングを装い、アカウント情報を窃取するフィッシング攻撃が確認された。三井住友銀行やフィッシング対策協議会では、誤って情報を送信しないよう利用者へ注意を呼びかけている。
三井住友銀行によれば、フィッシングメールでは「暗証カードの再発行」「ワンタイムパスワードの配布」「フィッシングサイト発生やウイルス報告にともなう確認」など、うその説明を行い、フィッシングサイトへ誘導するという。
問題のサイト上には入力フォームが用意されており、「契約者番号」や「第一暗証」をはじめ、「第二認証」として乱数表、「第三認証」などの情報を送信させる。
フィッシング対策協議会では、攻撃発生を受けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。4月13日16時の時点で同サイトの停止を確認した。今後、同様のフィッシング攻撃が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/04/13 )
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