Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows Media Player」の脆弱性に対する攻撃が発生 - 早急にパッチ適用を

情報処理推進機構(IPA)は、「Windows Media Player」における既知の脆弱性を悪用する攻撃を確認したとして注意喚起を行った。

「Windows Media Player」におけるMIDIファイルの処理に存在する脆弱性「CVE-2012-0003」を悪用する攻撃を確認したもの。

細工したMIDIファイルを埋め込んだウェブサイトへ誘導し、閲覧させることで脆弱性を攻撃することが可能で、攻撃を受けた場合、リモートでコードを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、日本マイクロソフトが1月の月例セキュリティ更新プログラムとして公開した「MS12-004」ですでに修正されており、同機構では早急にパッチを適用するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応