FreeBSDの「telnetd」に対する脆弱性攻撃を確認 - 日本IBM
日本IBMは、「FreeBSD」の「telnetd」に対する脆弱性攻撃を確認したとして注意喚起を行った。
2011年12月に判明したバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2011-4862」を狙った攻撃を、1月10日から翌11日にかけて確認したもの。
TCP 23番ポートをスキャンして、開いている場合に脆弱性を攻撃しており、攻撃が成功した場合、任意のコードが実行される可能性がある。影響を受けるのは、「9.0」から「7.3」までの「FreeBSD」をはじめ、「Heimdal 1.5.1」「Kerberos 5 1.0.2」およびそれ以前のバージョン。
2011年末に公開されたエクスプロイトコードが悪用されていると見られ、同社では脆弱性が修正された最新バージョンへのアップデートや、ポートを閉じたり、アクセス可能なIPアドレスを制限するなど対策を実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/01/12 )
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