ウイルスやデータ漏洩に不安なスマホ利用者が5割超 - 2割はウイルスの存在知らず
スマートフォン利用者の半数以上が、ウイルス感染による不正利用やデータ漏洩に不安を感じている一方、ウイルスの存在をまったく知らないユーザーが約2割にのぼることがわかった。
情報処理推進機構(IPA)が、10月24日から同月31日にかけて国内で15歳以上のPCインターネットユーザーを対象に実施した「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」で明らかになったもの。有効回答数は5240件。

スマホ利用時の不安要素(グラフ:IPA)
レポートによれば、スマートフォンの利用率は2010年10月の9.3%から18.6%へと上昇。年代別で見ると、20代が30.1%でもっとも多い。利用OSはAndroidが57.2%と半数以上を占め、iPhoneが39.1%。両者で9割以上を占める。
スマートフォンユーザーへ利用時に不安を感じることを聞いたところ、「スマートフォン本体の紛失、盗難」が61.4%で最多。また「ウイルス感染による不正利用」が55.3%と前年度調査の39.5%から大幅に上昇した。「データ盗難・漏洩」も増加し、52.3%だった。
(Security NEXT - 2011/12/20 )
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