Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

実被害も発生、IDやパスワードの管理に注意を - IPAが注意喚起

情報処理推進機構(IPA)は、オンラインサービスに対し、大規模ななりすまし攻撃が発生しているとして、注意を呼びかけた。

ポイントサービスやオンラインバンキング、オンラインショッピングサイトにおいて、窃取したIDやパスワードを用いたと見られるなりすまし事件が発生していることから、インターネット利用者にセキュリティ対策の実施をあらためて呼びかけたもの。

同機構は、IDやパスワードが第三者に取得されるケースとして、「ウイルス」と「フィッシング」を挙げ、ウイルスの感染経路は、実在する機関を名乗る「標的型攻撃」をはじめ、メールの添付ファイルが一因であると説明。

さらにウェブサイト閲覧時にOSやアプリケーションの脆弱性を攻撃して感染する「ドライブバイダウンロード」攻撃があり、SNSサービスから言葉巧みに不正サイトへ誘導する手口もあると指摘している。

(Security NEXT - 2011/12/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
MS、月例セキュリティ更新を公開 - ゼロデイ修正パッチが一部準備中
「FortiOS」関連で2件のセキュリティアドバイザリ - Fortinet
「CrushFTP」脆弱性、すでに被害も - 開示過程でトラブル
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル