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患者情報含む書類をタクシーに置き忘れて紛失 - 横浜市立大付属医療センター

横浜市立大学付属市民総合医療センターの職員が、患者情報を含む書類をタクシーの車内に置き忘れ、紛失したことがわかった。

所在がわからなくなっているのは、医療ソーシャルワーカーの対応状況を記載した書類。患者49人の氏名と年齢が記載されていた。

職員が資料作成のため、自宅に同書類を持ち帰ったが、11月25日に出勤する際、タクシーの車内で料金支払時に鞄から取り出し、そのまま置き忘れたという。

紛失から1時間後、書類をなくしたことに気付き、市内や近郊のタクシー会社90社に拾得物について問い合わせ、警察にも届けたが、見つかっていない。

同センターでは、個人情報が含まれる書類の持ち出しを原則禁止していたが、規則が守られていなかったとして、指導を強化する。

(Security NEXT - 2011/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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