Facebookユーザー、半数が氏名や写真を公開 - 感情やセンシティブ情報の公開は限定的
ネットエイジアと第一生命経済研究所は、SNS上の個人情報の公開状況などについて調査を実施した。Facebookは、他SNSメディアより個人を特定できる情報が公開される傾向が強い一方、感情や思想などの公開については他メディアより消極的だったという。
9月に両社が、15歳から44歳までのブログやSNS利用者1020人を対象に調査を実施したもの。個人情報の公開状況を見ると、Facebookでは「氏名」を公開するユーザーの割合が一番高く64.3%にのぼり、mixiの31.4%を大きく凌いだ。
また「顔写真」についても、Facebookは46%と半数近くが公開しており、全体的にみて個人情報に関することについての公開度合いが高い。次に多かったmixiは、21.3%にとどまった。
Facebookのユーザーは、学歴や職歴を54%が公開しているほか、現在の勤め先や通学先についても46.8%、連絡先を31.7%が公開していた。家族構成も25.4%が公開している。
一方、Facebookでは、うれしかったことや怒ったこと、悲しかったこと、孤独感など、感情に関する投稿は、他SNSメディアに比べて2割前後低い結果だった。
価値観や思想などについても他メディアが30%後半から50%弱であるのに対し、26.2%にとどまった。また対人関係などへの言及も避ける傾向が見られたという。
(Security NEXT - 2011/11/16 )
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