Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FFFTP」に不正アプリを実行する脆弱性 - 修正版が公開中

Windowsプラットフォームで人気があるFTPソフト「FFFTP」に、ユーザーが予期せぬアプリケーションを実行される脆弱性が判明した。FFFTP ProjectやJVNでは、アップデートを呼びかけている。

FFFTP Projectによれば、ファイルをメモ帳で開く際、検索パスの指定に問題があり、ファイルと同じディレクトリ上にある「「notepad.exe」を実行するおそれがあるという。

FFFTP Projectは、脆弱性が修正した「FFFTP 1.98b」を公開しており、同バージョンへアップデートすることで脆弱性を解消できる。また同バージョンでは信頼できないライブラリファイルの読み込みを防止する機能など追加されている。

(Security NEXT - 2011/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意
「NVIDIA App」「Nsight Graphics」に脆弱性 - アップデートを公開
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か