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McAfeeとIntel、OS以下のレイヤーでマルウェアを検出する新技術 - ステルス性高い攻撃を防御

McAfeeとIntelは、共同開発したIntelプロセッサを活用するセキュリティ技術「McAfee DeepSAFE」を発表した。

McAfee DeepSAFE
「McAfee DeepSAFE」のイメージ

「McAfee DeepSAFE」は、OS以下のレイヤーで動作し、ハードウェアを直接監視することであらたなセキュリティ基盤を構築する技術。

OS以下のレイヤーでシステムイベントの状況を確認でき、リアルタイムにCPUイベントを監視することが可能。OSレベルで検知が難しいステルス技術を利用した高度な攻撃やルートキットなどを検出し、削除することができるという。

今回の発表は、2月の両社統合以降はじめての成果で、McAfeeの共同社長であるTodd Gebhart氏は、今回の新技術について同社にとって大きな転換とし、まったくあたらしいリアルタイム保護を提供するとコメントしている。

(Security NEXT - 2011/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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