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「Android」のSSL証明書処理に脆弱性 - フィッシング攻撃のおそれ

「Android」のSSL証明書の取り扱いに脆弱性があり、フィッシング攻撃などへ悪用されるおそれがあることがわかった。開発者やセキュリティ専門機関、端末メーカーなどが注意を呼びかけている。

同OS 2.2よ以前のバージョンにおいて、ウェブサイトのSSL証明書を表示する際、外部サイトのSSL証明書を表示する脆弱性が判明したもの。脆弱性でウェブサイトを誤認させることが可能となり、フィッシング攻撃へ悪用される可能性があるため、アップデートを呼びかけている。

今回明らかになった脆弱性は、ビジネスインフォーメイションガーヴァンの大谷周平氏が発見し、IPAへ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2011/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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