「Android」のSSL証明書処理に脆弱性 - フィッシング攻撃のおそれ
「Android」のSSL証明書の取り扱いに脆弱性があり、フィッシング攻撃などへ悪用されるおそれがあることがわかった。開発者やセキュリティ専門機関、端末メーカーなどが注意を呼びかけている。
同OS 2.2よ以前のバージョンにおいて、ウェブサイトのSSL証明書を表示する際、外部サイトのSSL証明書を表示する脆弱性が判明したもの。脆弱性でウェブサイトを誤認させることが可能となり、フィッシング攻撃へ悪用される可能性があるため、アップデートを呼びかけている。
今回明らかになった脆弱性は、ビジネスインフォーメイションガーヴァンの大谷周平氏が発見し、IPAへ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2011/08/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
