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個人情報漏洩関連の事件事故が前年比140件増 - 想定賠償額は1216億円

2010年に事件や事故によって流出した個人情報は557万9316人分となり、想定される賠償額が1215億7600万円にのぼることが、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査により判明した。

同協会が、2010年に新聞やインターネットメディアで報じられた個人情報漏洩関連事件や事故について調査し、報告書を取りまとめたもの。

同調査によれば、個人情報関連のインシデントは1679件で、前回2009年調査の1539件を140件上回った。事故の内容は管理ミスや誤操作がそれぞれ609件、543件と多くを占めている。次に多い紛失や置き忘れの211件をあわせると、全体の81.2%にのぼる。

一方漏洩した人数については、前回から14万2182人減少。さらに1人あたりの平均賠償額が低下したことから、想定賠償額の総額が、前回の3890億4289万円を大きく下回る1215億7600万円となった。

流出規模を見ると、100万件以上の漏洩が発生したケースは、オンラインゲームサイトが不正アクセスを受け、173万5841件が流出した事件のみ。次いでマーケティングサービスの顧客情報を不正に名簿業者へ売却した事件が46万3360件で続いた。

流出規模が大きい上位10件中、不正アクセスが3件ともっとも多かった。内部犯罪、不正な持ち出しによる大規模インシデントなど不正行為も入っている。一方管理や設定のミスなど、過失による事故は3件にとどまった。

(Security NEXT - 2011/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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