Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JCBの「エコ・アクション・ポイント」サイトで個人情報を誤表示 - 原因はログインプログラムの不具合

ジェーシービーが運営するサイト「エコ・アクション・ポイント」において、プログラムの不具合により、関係ない別の会員情報が一部閲覧できる状態だったことがわかった。

同サイトの会員専用ページ「マイページ」へアクセスした際、本人以外の会員情報が表示される状態が発生したもの。6月21日に会員から指摘があり発覚し、同社ではログイン機能を停止している。

同社によれば、委託先が2010年9月28日にシステムを更新したが、ログイン関連プログラムに不具合があったという。不正アクセスなどの形跡については否定した。

今回の不具合で、ハンドルネーム、ID、生年月日、性別、メールアドレス、ポイント残高などが誤表示された可能性がある。また登録者情報の変更、ポイント交換申請なども行われたおそれがある。

(Security NEXT - 2011/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
採用試験受験者宛の通知メールを誤送信 - 北九州市
共同利用の顧客情報管理システムに不備 - 東北電力ネットワーク
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
委託先事業者がメールを誤送信、メアド流出 - 栃木県
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市
学校でグループウェアを操作ミス、アンケートや成績など流出 - さいたま市