医師が患者の個人情報含むHDDを紛失 - 東京医大病院
東京医科大学病院の呼吸器外科医師が、患者情報659件が保存されたハードディスクドライブを紛失したことがわかった。
紛失したハードディスクには、同医師が関与した手術記録514件のほか、CT5件および内視鏡140件の検査記録などが保存されていた。患者の氏名、ID、生年月日、手術日などの情報が含まれる。
4月13日0時ごろ、医師が帰宅途中に鞄ごと紛失したもので、警察へ届け出ているが発見されていない。ハードディスクはパスワード設定や暗号化など、セキュリティ対策は取られていないという。
同院では、都や所管する官庁へ事態を報告し、対象となる患者へ謝罪した。患者情報の持ち出し禁止や暗号化などのガイドラインが守られていなかったとして、職員への指導強化を徹底するとしている。
(Security NEXT - 2011/04/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
個人情報の置き忘れや誤交付などが発生 - 横浜労災病院
