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Comodoの証明書登録局に不正アクセス - 著名ドメインの不正証明書が取得される

同社では、ドメインの所有者やブラウザベンダー、政府関係当局へ通報。証明書失効リストへ追加した。証明書の有効性を確認するOCSPプロトコルについてモニタリングしているが、取り消し後に証明書が利用された形跡を検出していないとしている。

同社では不正に発行された証明書を悪用するには、DNSについても乗っ取りが必要であると説明。また認証局のインフラや、ほかの登録局については、同様の攻撃を受けていないとしている。

またブラウザベンダーは今回の問題を受け、ブラウザへ信頼されていない証明書を追加するプログラムの提供を開始している。

(Security NEXT - 2011/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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