Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

公文書の紛失や誤送付など51件、監査で判明 - 広島県

広島県は、個人情報など含む文書の県機関における管理実態について監査を実施した。文書の紛失や誤送付、誤廃棄など51件の不適切な取り扱いがあったという。

監査委員が、地方自治法に基づき、県の全機関を対象に公文書の取り扱いに関する調査を実施したもの。結果によると、2008年4月から2011年1月の間に51件の不適切な取り扱いがあったことが判明した。

最も多かったのは「紛失」の33件で、「誤発送など情報流出」が7件、「放置」3件と続く。このほか、「無許可持ち出し」や「置き忘れ」「誤廃棄」なども発生している。

機関別に見ると、最も多かったのは教育委員会で27件だった。知事部局15件、警察本部9件と続いている。

(Security NEXT - 2011/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

13年以上にわたる顧客情報の持ち帰りが判明 - 北海道信金
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
個情委、四谷大塚に行政指導 - 子どもを守るため特に注意必要
脅威情報共有プラットフォーム「MISP」に脆弱性 - 最新版へ更新を
約596万人分の個人情報持出、NTTドコモらに行政指導 - 個情委
FortinetのNAC製品にXSSの脆弱性 - 修正版へ更新を
SaaSの設定不備や不審操作を検出するソリューション - IIJ
個情委、オプトアウト届出事業者3社に行政指導 - 「転売屋」に販売も
インフラアクセス管理ツール「Teleport」に複数の脆弱性
採用関連情報がネットより閲覧可能、権限設定ミスで - エイチーム