Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正プログラムの監視機能を強化した「BitDefender 2011」シリーズ

サンブリッジは、ルーマニアのBitDefenderが開発するコンシューマー向けセキュリティ対策ソフトの最新版「BitDefender 2011」シリーズを発売した。

同製品は、マルウェアの対策機能やファイアウォール、フィッシング対策機能、スパム対策機能、脆弱性チェック機能、PCの最適化機能などを備えたセキュリティ対策ソフト。

最上位版である「BitDefender Total Secrity 2011」をはじめ、「BitDefender Internet Security 2011」「BitDefender AntiVirus Pro 2011」など利用できる機能が異なる3製品を用意している。

最新版では、ヒューリスティック検知技術の機能を強化し、起動時やダウンロード以外の状況でも常時プログラムを監視する「アクティブウィルスコントロール」機能を搭載。

またシステムの重要領域をPCのリソースを利用せず、クラウド上のスキャンエンジンで検査できる「クイックスキャン」を追加している。

CPUやメモリの使用率などアプリケーションがシステムに与える評価を判定する「パフォーマンス オプティマイザー」やブラウザにおける検索結果のサイトをチェックして、安全性をチェックする「サーチアドバイザ」機能などあらたに装備した。

(Security NEXT - 2011/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Bitdefender」のエンドポイント製品に脆弱性
ランサムウェア「REvil」の無償復号ツールが公開
「Spectre」に新亜種、「SWAPGS攻撃」受けるおそれ - MSは7月に対処済み
ランサム「GandCrab」提供者が引退、キー削除か - ベンダーが最新の復号化ツール
ランサムウェア「GandCrab」の復号ツールが機能強化 - 最新版にも対応
攻撃グループ「White Company」 - あえてセキュリティ製品に検知させ陽動か
ランサムウェア「GandCrab」に無料の復号ツール - 被害者は推計50万人
MS検証ツールにゼロデイ脆弱性、セキュリティ対策ソフトの制御奪取に悪用可能
Bitdefender、家庭用IoT機器を保護するBOX型アプライアンス
ランサム対策プロジェクトが拡大中 - あらたに4社が復号ツール