Bitdefenderのセキュリティ管理ツールにRCE脆弱性
Bitdefenderが提供するセキュリティ管理ツール「GravityZone Console」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
入力検証の不備により、認証なしでリモートから任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2025-2244」が明らかとなった。
信頼できないデータをデシリアライズすることに起因。細工したデータを送信することで、PHPオブジェクトインジェクションを行い、任意のファイルを書き込み、コマンドの実行が可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.5」と評価されている。
同社は、「同6.41.2-1」にて脆弱性を修正。同バージョンへ自動更新などを行うことで問題を解決できるとしている。
(Security NEXT - 2025/04/08 )
ツイート
PR
関連記事
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開