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「Bitdefender」のエンドポイント製品に脆弱性

「Bitdefender」のエンドポイント向けセキュリティ対策製品に脆弱性が明らかとなった。自動アップデートにて修正したという。

「Bitdefender Total Security」「Bitdefender Internet Security」「Bitdefender Antivirus Plus」「Bitdefender Endpoint Security Tools」に権限昇格の脆弱性「CVE-2021-4199」が明らかとなったもの。

同脆弱性はクラッシュ処理のコンポーネントに存在し、脆弱性を悪用されるとローカル環境において「SYSTEM」権限を取得されるおそれがあるという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.8」。

同社は自動アップデートを通じて脆弱性を修正したアップデート「Bitdefender Total Security 26.0.3.29」「Bitdefender Internet Security 26.0.3.29」「Bitdefender Antivirus Plus version 26.0.3.29」「Bitdefender Endpoint Security Tools for Windows version 7.4.3.146」をリリースした。

(Security NEXT - 2022/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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