Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windowsネットワークのプロトコル処理に未解決の脆弱性

「Windowsネットワーク」のプロトコル処理に未解決の脆弱性が含まれており、今週はじめより実証コードも出回っているとして、マイクロソフトや専門機関が注意喚起している。

Windowsネットワーク上のマシンやリソースを把握するために利用する「ブラウザプロトコル」における「ブラウザ選択メッセージ」の処理に脆弱性が存在しているもの。

マスターブラウザが細工されたメッセージを受信するなど脆弱性が攻撃された場合、バッファオーバーフローが発生してサービス拒否となるほか、可能性は低いものの、任意でコードが実行される可能性もあるという。

US-CERTや、情報処理推進機構(IPA)やJPCERTコーディネーションセンターが運営するJVNでは、「Windows Server 2003」に影響があるとアナウンスしている。

さらにマイクロソフトが脆弱性についてブログで言及し、Windowsすべてのバージョンに影響があると指摘。なかでもマスターブラウザとして動作することも多い「Primary Domain Controller(PDC)」として動作するサーバが、大きな影響を受けると説明している。

緩和策としては、ファイアウォールを利用し、UDPによる「137ポート」「138ポート」および、TCPによる「139ポート」「445ポート」へのアクセスを制限するなど対策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に脆弱性10件 - Brotli圧縮データの処理でRCEのおそれ
HPEの無線LAN向けOSに多数の脆弱性 - クリティカルが33件
侵入検知エンジン「Snort 3」に複数の脆弱性 - Cisco製品にも影響
Ciscoのビデオ会議製品に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」の深刻なRCE脆弱性「PHP2Shell」 - 悪用試行を観測