Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ISC DHCPサーバにサービス拒否の脆弱性

「ISC DHCPサーバ」に、サービス拒否が発生する脆弱性が含まれていることがわかった。

同サーバをフェールオーバー構成で運営する際に利用するポートへ、TCPコネクションを確立することでサービス拒否の状況が発生するという。攻撃を受けた場合はDHCPプロトコルトラフィックに反応しなくなり、再度利用するためには再起動が必要になるという。

リモートで攻撃を受ける可能性があるため、ISCやセキュリティ関連機関では最新版へアップデートするよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正