MS月例パッチ「MS10-090」には問題が存在 - 別途プログラム適用を
今回、セキュリティ更新プログラムそのものを修正するのではなく、別プログラムで解決した背景について、同社セキュリティレスポンスチームのセキュリティスペシャリストを務める松田英也氏は、セキュリティ更新プログラムの早期提供を優先した結果だと説明する。
同氏によれば、今回の不具合は、セキュリティ更新プログラムの開発後に判明。修正に時間を要することから、別プログラムで不具合を修正する方法を選択した。
「KB2467659」は完全に問題を解消するプログラムではなく、適用してもウェブサイトの表示は引き続き不具合を生じる可能性が残っている。文字化けが発生した場合には、F5キーによりページを更新することで正しく表示することが可能だという。
同社では不具合を解消するプログラムについて引き続き準備を進めている。
(Security NEXT - 2010/12/15 )
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