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IP-PBXのセキュリティ管理に注意 - 知らぬ間に海外発信されるトラブル

NTT東西は、同社IP電話「ひかり電話」の利用者において、身に覚えのない海外電話の通話料金が請求されるケースが発生しているとして、注意を喚起した。

内部ネットワークにIP-PBXサーバを設置し、同社が提供するIP電話サービス「ひかり電話」を外線として利用しているユーザーに被害が発生しているもの。セキュリティ対策が不十分であるために外部から内線端末になりまして接続され、海外に発信されていると見られている。

両社は、IP-PBXサーバを利用している場合は、メーカーやベンダーに相談したり、アクセス制御や推測が難しいパスワードの利用するなど、セキュリティ対策の実施を呼びかけている。また両社に申し出ることにより、海外への発信を休止することも可能だとアナウンスしている。

(Security NEXT - 2010/11/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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