送信ドメイン認証で迷惑メール対策を推進する業界団体「dkim.jp」が設立
ヤフーやニフティなど6社は、迷惑メール対策に有効な送信ドメイン認証技術「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」の普及に向けたワーキンググループ「Japan DKIM Working Group(dkim.jp)」を設立した。
スパムやフィッシングなど、迷惑メールがインターネット利用者や事業者に被害を及ぼすとして、同ワーキンググループでは事業者間で連携し、送信者の身元を判別する送信ドメイン認証技術「DKIM」の普及を目指す。
発起人は、ヤフー、ニフティ、楽天、センドメール、インフォマニア、パイプドビッツの6社で、さらに18社が参加。またオブザーバーとして総務省、日本データ通信協会、JPCERTコーディネーションセンター、フィッシング対策協議会、eビジネス推進連合会が参加している。
「DKIM」は、電子署名技術を活用しておりメールアドレスの詐称にくわえ、メール本体の改ざんについても検知することが可能。IETFによって標準化が提唱されており、「RFC 4871」として承認されている。
(Security NEXT - 2010/11/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害で8478人分の個人情報流出を確認 - カシオ
11月のフィッシング攻撃は報告、URLともに過去2番目の規模
メルアカがスパムの踏み台に、個人情報流出の可能性も - 宮崎大
メール流出問題で調査結果、外部登録パスワードが漏洩か - アイザワ証券子会社
職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
フィッシング報告が18万件超、過去最多 - URLも大幅増
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
学生アカウントに不正アクセス、スパム踏み台に - 帝塚山学院大
無料経営相談所の複数アカウントがスパム送信 - 群馬県産業支援機構
システム管理用メールドメインがスパム踏み台に - ヤンマーG