Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、大量の脆弱性へ対応した「Mac OS X 10.6.5」を公開

米Appleは、アップデート「Mac OS X v10.6.5 and Security Update 2010-007」の提供を開始した。

今回のアップデートでは、カーネルやディレクトリサービスの脆弱性をはじめ、「Safari」「QuickTime」「X11」「Apache」「PHP」「MySQL」「OpenLDAP」「OpenSSL」などに含まれる不具合へ対応。アプリケーションがクラッシュしたり、任意のコードを実行、クロスサイトスクリプティングなど134カ所、130件に及ぶ脆弱性を修正している。

またAdobe Systemsが、11月4日にアップデートの提供を開始した「Adobe Flash Player」の修正も含まれる。アップデートはソフトウェア・アップデートのほか、同社ウェブサイトよりダウンロードすることができる。

(Security NEXT - 2010/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開