MS、9件の月例セキュリティパッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
さらに同社では、「Unicode」の文字列処理における問題を「MS10-063」で解消している。細工された文書や「Embedded Opentypeフォント」をサポートするアプリケーションでウェブページなどを閲覧して脆弱性が攻撃を受けた場合、メモリ破壊が発生し、コードが実行される。
「緊急」プログラム最後の1件「MS10-064」では、「Outlook」の脆弱性に対応した。「同2002」で「Exchange Server」へ「オンラインモード」で接続している場合、不正なリッチテキストファイルを開くとバッファオーバーフローが発生する可能性がある問題を解消した。「同2003」「同2007」は、既定ではキャッシュモードで動作するが、「オンラインモード」を変更している場合に影響を受けるおそれがある。
残り5件のプログラムの深刻度はいずれも「重要」。「MS10-065」は「IIS」における3件の脆弱性を解消した。リクエストヘッダの処理でバッファオーバーフローが発生する問題は、「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」の「FastCGI」有効時にリモートでコードが実行されるおそれがある。脆弱性がすでに公開されているディレクトリ認証が回避される問題も解消している。
「MS10-066」や「MS10-067」「MS10-069」は、「Windows XP」や「Windows 2003 Server」のみ影響を受ける脆弱性。「MS10-066」では「RPC」の脆弱性に対応したほか、「MS10-067」では、Wordpadが利用するテキストコンバータの脆弱性により細工されたファイルを開いた際にリモートでコードが実行される不具合を解決している。
(Security NEXT - 2010/09/15 )
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